企業の農業参入

2010年 7月 01日 [なんでもコラム]

最近、農業をビジネスチャンスと見て検討する企業が多いと聞きます。
ユニクロが参入したときもマスコミが大きくとりあげましたが、結果撤退する事になりました。
企業参入がけして悪い事ととは思いませんが、実際にはなかなか難しいという事も事実だと思います。
私の知っている有機JAS農家では、朝早くから夜遅くまでの重労働の後、有機JASの記入を整理し作業が終わるのは深夜になります。それを毎日繰り返します。休みもほとんど無いというのが実情です。
私はその人を見て「これだけやったらどんな事業も成功するだろう」と思っています。
それでも余裕のある経営になれないのが現在の農業です。

 確かに、品目を絞ってブランド化し効率の良い経営をされている農家もありますが、無農薬栽培を続けてきた農家の多くは、消費者の要望に答えながら多品種の栽培を続けて来ました。
自分たちのポリシーを理解してくれる数少ない消費者との繋がりを大切に育て、又、支えられてきました。

企業が参入する事が悪いとは思いませんが、半端な心構えで参入する事だけは避けてほしいと思ってます。
真面目に取組んできた農家がその為に振り回される事のないように願います。

 

 

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